サスペンス

アインシュタイン・セオリー  2012年06月12日
メモリー・コレクター  2012年02月23日
希望の記憶  2012年02月08日
二流小説家  2012年02月01日
ゲートハウス  2012年01月30日
心理学的にありえない  2011年12月27日
心理検死官ジョー・ベケット  2011年01月14日
ロードサイド・クロス  2011年01月12日
虚偽証人  2010年12月30日
デクスター 夜の観察者  2010年12月06日

2012年06月12日

アインシュタイン・セオリー

Amazonハラハラドキドキはないけどノンストップサスペンスです。
読んでいて面白かったが、しばらくしたらそうでもなかった★★★

「アインシュタイン・セオリー」 マーク・アルバート 2008 ハヤカワ文庫

科学史学者デイヴィッドの平穏な日々は、突然終わりを告げた。恩師の物理学者が襲撃され、謎の数字を言い残して死んだのだ。実はその数字は、アインシュタインが封印した、究極の真理「統一場理論」への鍵だった。理論が悪の手に渡れば、世界の破滅は避けられない。FBIや冷酷非情なロシア人傭兵に狙われたデイヴィッドは女性物理学者モニークと決死の逃亡を図る! 26カ国で絶賛されたノンストップ・サスペンスの傑作。

2012年02月23日

メモリー・コレクター

Amazon読み始めたら止まらないジェットコースターサスペンス。
でもせいぜい★★★がいいとこ。

「メモリー・コレクター」 メグ・ガーディナー 2009 集英社文庫

飛行機内で暴れる男の対応を要請された精神科医のジョー・ベケット。男は記憶に障害を負っていた。ジョーは死者の心理学剖検と同様の手法で、彼の失われた記憶をたどろうとするが、男はある使命に駆られて病院から逃げ出す。一方、同じ飛行機に乗り合わせた者が次々と記憶障害を起こし、死んでいく。一体なぜ? 男を探し出し原因を断つためのカウントダウンが始まった。大好評のサスペンス・シリーズ。

2012年02月08日

希望の記憶

Amazonハードボイルドというよりサスペンスかな。
舞台の裏側には常にクーガーの存在が。★★★でアップはしない。

「希望の記憶」 ウィリアム・K.クルーガー 2006 講談社文庫

今、彼女は殺されようとしている。まだたった14歳なのに。悪夢のような人生でも希望だけは捨てないできたのに――。重傷を負ったコークが避難した小さな町で身元不明の少女の水死体があがった。さらに明らかになる20年前の少女殺害事件。前作『闇の記憶』に続いて、ハードボイルドの新境地を切り拓く傑作!

2012年02月01日

二流小説家

Amazonこれは前評判通りの傑作でした。
最後の最後にくる衝撃もびっくり! ★★★★

「二流小説家」 デイヴィッド・ゴードン 2010 ポケミス

ハリーは冴えない中年作家。シリーズ物のミステリ、SF、ヴァンパイア小説の執筆で何とか食いつないできたが、ガールフレンドには愛想を尽かされ、家庭教師をしている女子高生からも小馬鹿にされる始末。だがそんなハリーに大逆転のチャンスが。かつてニューヨークを震撼させた連続殺人鬼より告白本の執筆を依頼されたのだ。ベストセラー作家になり周囲を見返すために、殺人鬼が服役中の刑務所に面会に向かうのだが……。

2012年01月30日

ゲートハウス

Amazon Amazon「ゴールド・コースト」の続編。
期待したが少し冗長気味★★★だけどアップはなし。

「ゲートハウス」 ネルソン・デミル 2008 講談社文庫

入口にいたのは、妻が殺したはずの幽霊(マフィアのドン)。
最上級の知的エンターテインメント! ユーモアとエロティシズム満載。

私は、ジョン・サッター。NY郊外、「ゴールド・コースト」と呼ばれる高級住宅街で美しき妻と暮らしていた弁護士だ。私の人生が狂ったのは、隣にマフィアのドンのフランクが越してきた時。我々“二人とも”彼に魅了され、その結果、見るも無残な悲劇が起きた。それから10年。悲劇のキャスト全員が揃うことになった――。

10年前の事件を乗り越え、私は元妻・スーザンと愛を再確認した。しかし大富豪である妻の両親が再婚に猛反対。妻がかつて殺したマフィアのドンの息子・アンソニーも、我々を狙ったまま行方不明だ。我が家のゲートハウス(門番小屋)に住む元雇用人・エセルの死とともにすべてが動き出す。最上級の知的エンターテインメント。

2011年12月27日

心理学的にありえない

Amazon Amazonそこそこに面白かったが前作ほどじゃない。
こういう本があっても悪くないがアップしない。★★★

「心理学的にありえない」 アダム・ファウアー 2007 文藝春秋

人の微細な表情から心理を読み取る才能を持つ心理アナリスト、イライジャ。聴衆に圧倒的な感動を与える天才ヴァイオリニスト、ウィンター。接点のない二人は、いま、巨大な陰謀に巻き込まれた。破滅の時へ向けて、カウントダウンは着々と進んでゆく。計画を阻止しようとする男女、ラズロとダリアン。そして奇怪なカリスマを発揮するカルト教祖ヴァレンティヌス。ここに謎めいた物語がいっせいに走り出す、災厄の予感を満載して。イライジャとウィンターから奪われた銀のネックレス。突如として発現する特殊能力。すべての源流は二人の過去にある――。
 『数学的にありえない』で見せた鬼才のストーリーテリング、またも炸裂。
政府の秘密機関が運営する「学校」に収容されたイライジャとウィンター。二人は人の心を読み取り、あやつる特殊能力の持ち主、エンパスだった。その能力を利用すべく、二人は徐々に洗脳されてゆく。かつて「学校」で何が起きたのか? いかなる悲劇が「学校」の子らを見舞ったのか―― いま世界を襲おうとしている邪悪な計画の発端はそこにある。銀のネックレスの正体は? ヴァレンティヌスの究極の目的は? そして破滅は阻止できるのか? 過去と現在の物語がひとつになるとき、いくつもの謎がつぎつぎに明かされてゆく。緻密な伏線と圧倒的なスピード感――。
 『数学的にありえない』の興奮がここに。そして真相はラスト4行までわからない。

2011年01月14日

心理検死官ジョー・ベケット

Amazon心理検死官なるものが、はっきりしなかったが中身はまあまあ。
MWA賞作家の作品ということもあり評価は★★★、アップはしない。

「心理検死官ジョー・ベケット」 メグ・ガーディナー 2008 集英社文庫

精神科医のジョー・ベケットは死者を心理分析して死因を解明する、いわば“心理検死官”だ。その彼女が急行した交通事故現場にはやり手の連邦検事補キャリーが死んでいた。遺体にはルージュで書かれた「dirty」の文字。調べるにつれ、ジョーは相次ぐセレブの死と、秘密めいたクラブの存在に行き着く。やがてクラブからジョーのもとに入会を誘う手紙が届き……。エドガー賞受賞作家の新シリーズ第1弾。

2011年01月12日

ロードサイド・クロス

Amazonブログを材料にしたサスペンスが良く出来ている。
作者はますます冴えてきてる。★★★★

「ロードサイド・クロス」 ジェフリー・ディーヴァー 2009 文藝春秋

尋問の天才キャサリン・ダンス、ネットにひそむ悪意に挑む。陰湿なネットいじめに加担した少女たちが次々に命を狙われた。いじめの被害者だった少年は姿を消した。“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスが少年の行方を追う一方、犯行はエスカレート、ついに死者が出る。犯人は姿を消した少年なのか?だが関係者たちは何か秘密を隠している――。幾重にもめぐらされた欺瞞と嘘を見破りながら、ダンスは少しずつ真相に迫ってゆく。完全犯罪の驚愕すべき全貌へと。

2010年12月30日

虚偽証人

Amazon Amazon悪くはないけど取り立ててお薦めってほどには、
でも一気読みできたからまあまあかな★★★アップなし。

「虚偽証人」 リザ・スコットライン 2009 扶桑社ミステリー

念願の司法省にポストを得て、連邦検事補として働きはじめたヴィッキ。新入りとして、ある些細な事件を引き継いだ彼女は、容疑者に関する知らせを受け、情報提供者の家へやって来た。しかしそこで予想もしない事態に直面する。この家を襲撃した少年たちと鉢合せになり、いきなり目の前に銃をつきつけられたのだ!同行した捜査官が撃し殺され、少年たちは逃亡。妊娠中だった情報提供者も、胎児ともども殺されてしまった…簡単なはずの事件が、取り返しのつかない悲劇へと暗転していく。
いったい、なぜこんなことにーー? ヴィッキは、発端となった事件の容疑者である、美しいアフリカ系女性リヒーマに会うが、彼女の反抗的な態度で、さらに苦境に立たされる。しかもヴィッキの単独捜査のせいで、リヒーマにも思わぬ事態が。追いつめられたヴィッキが頼れる相手は、リヒーマその人しかいなかった!奇妙な女性コンビを襲う、白昼の凶行。決死の調査の果てに街全体を揺るがす驚愕の真相を掘りあてたとき、2人に最大の危機がーー全米ベストセラー作家、会心のリーガル・スリラー。

2010年12月06日

デクスター 夜の観察者

Amazonデビュー作はまあまあだったが、
今回はそんなにお薦めはしない。★★

「デクスター 夜の観察者」 ジェフ・リンジー 2007 ヴィレッジブックス

マイアミ大学の構内で首なし死体が見つかった。被害者の女子学生2人は全身を焼かれ、頭部のかわりに陶器の雄牛の頭が置かれていた。不気味だが興をそそられる手口……のはずが、事件に関わってからというものデクスターは何者か執拗にストーキングされ、頼みの〝殺人鬼の勘〝も今回は捜査に役立ってくれない。そんななか新たな首なし死体が発見され、デクスターの身近な人物にも魔手が伸び始める。手がかりは現場に残された謎の文字。だがそれは想像を超える闇への招待状にすぎなかった! 昼は好青年の鑑識官、夜は冷血無情な連続殺人鬼――強烈なダークヒーローの活躍を描く絶賛シリーズ第3弾。

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