2004年06月24日
アシェンデン
ある意味スパイ小説の嚆矢と言われる作品だが、今の時代には古すぎるようだ。
リストアップの値打ちはあるのかも知れないが、私は★★で見合わせましょう。
「アシェンデン」 サマセット・モーム ハヤカワポケット
大家が自らの体験を元に描く英国スパイ小説の元祖
第一次大戦勃発を機に、イギリスの作家アシェンデンは海外からロンドンに戻った。帰国早々、彼はあるパーティに招待され、そこで一人の中年男に引き合わされた。その男こそ『R』という頭文字で通っている英国陸軍諜報部員で、アシェンデンに秘密諜報部員として働かないかとすすめるのだった。彼は数ヶ国語に通じていたし、なんといっても作家という職業が隠れ蓑になる。アシェンデンはこの申し出を承諾した。彼は、この任務がイギリスの運命を左右する重大な仕事であるばかりか、命がけの危険と隣り合わせにあることも承知していた。にもかかわらず、抑えがたい探求欲が彼にこの仕事を引き受けさせたのだ。さっそくアシェンデンは細かな指令を受けとると、ジュネーヴに向けて出発した――英小説界の大家が自信の体験に即して描く、ユニークなスパイ小説
リストアップの値打ちはあるのかも知れないが、私は★★で見合わせましょう。
「アシェンデン」 サマセット・モーム ハヤカワポケット
大家が自らの体験を元に描く英国スパイ小説の元祖
第一次大戦勃発を機に、イギリスの作家アシェンデンは海外からロンドンに戻った。帰国早々、彼はあるパーティに招待され、そこで一人の中年男に引き合わされた。その男こそ『R』という頭文字で通っている英国陸軍諜報部員で、アシェンデンに秘密諜報部員として働かないかとすすめるのだった。彼は数ヶ国語に通じていたし、なんといっても作家という職業が隠れ蓑になる。アシェンデンはこの申し出を承諾した。彼は、この任務がイギリスの運命を左右する重大な仕事であるばかりか、命がけの危険と隣り合わせにあることも承知していた。にもかかわらず、抑えがたい探求欲が彼にこの仕事を引き受けさせたのだ。さっそくアシェンデンは細かな指令を受けとると、ジュネーヴに向けて出発した――英小説界の大家が自信の体験に即して描く、ユニークなスパイ小説
トラックバックURL
コメント一覧
1. Posted by indi-book 2009年10月12日 01:29
岩波文庫で読みました。
なんと、早川のポケミスからも出ていたんですね、、。
なんと、早川のポケミスからも出ていたんですね、、。
2. Posted by しぇんしぇい 2009年10月12日 16:35
秘密諜報部員で創元推理文庫からも出ています。