2005年03月18日

モサド(情報機関)

イスラエルの情報機関の中核をなすのは対外情報機関モサド、軍情報部のアマン、一般保安機関のシャバクである。モサド創設は、イスラエル建国に先立つ1937年。その主任務は非合法移民の大々的実施と、入植地を守るための武器の入手、そして強力な情報機関の建設であった。モサドの優秀性は、半世紀以上にもわたるアラブ諸国との闘いの歴史が証明している。
モサドの名を一躍高めたのは、1960年のナチ戦犯アイヒマン逮捕事件である。その後もイラクからのミグ21戦闘機“乗逃げ”事件や、フランスからの魚雷艇奪取などにより、「世界最高の情報機関」の名をほしいままにしている。1968年にはフランスのマルセイユ港に停泊中の貨物船から原爆製造に必要なウラン鉱石を盗み出すことにも成功し、これによりイスラエルは核保有国となった。この事件をもとにケン・フォレットは『トリプル』を発表した。

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