久しぶりに本格ミステリを読んだ気がする。
取り立てて面白い筋立てでもないけど★★★でよかろう。
「コージー作家の秘密の原稿」 G.M.マリエット 2008 創元推理文庫
裕福で年老いた大人気コージー作家のエイドリアンが、子どもたちに結婚式の招待状を送りつけてきた。この結婚でまた遺言書が変わるのかと当惑する子どもたち。屋敷に集まった彼らに父親が予想外の事実を告げた翌朝、相続人候補がひとり減ることに。だれもがあやしい殺人事件に挑むセント・ジャスト警部の推理の行方は? 皮肉の効いた筆致が光る、アガサ賞受賞のシリーズ第一作。訳者あとがき:吉澤康子