2009年02月17日

ブラッディ・カンザス

Amazonほとんど最後まで読んだけど、ミステリじゃなかった。
パレツキーの作品とは言え今回は評価の対象から外しました。

「ブラッディ・カンザス」 サラ・パレツキー 2008 早川書房

人生というのは作物の収穫みたいなものだ。毎年、同じところ―同じ種、肥料、土壌―から出発するのに、結果は毎年ちがってくる。グルリエ、フリーマントル、シャーペンの三家族がカンザスのコー・ヴァレーにやってきたのは、1855年のことだった。それ以来、三つの一族は隣人として生活してきた。ある時は奴隷解放に抗う者たちの襲撃を受け、またある時は疫病や旱魃といった大自然の猛威にさらされながらも、大地とともに、愛憎を紡ぎながら。歳月が過ぎ、フリーマントル家の屋敷は当主を失って無人になった。シャーペン、グルリエの両家は信教をめぐって対立を続ける。そして、激動の現代において、農場を営む人々といえども、世界と無縁ではいられない。親子の断絶、男女平等、イラク戦争、マスコミ、インターネット……フリーマントル屋敷にニューヨークから新しい住人が引っ越してきたことをきっかけに、人々の生活に巨大な波紋が起きてゆく……。V.I.ウォーショースキー・シリーズの著者が自らの故郷を舞台に、現代社会でのさまざまな問題を織りこみ、大地に生きようとする人々を重厚かつ華麗に描く野心作。

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コメント一覧

1. Posted by ともん。   2009年02月17日 20:57
こんにちわ!
私は現在大分に住んでいて、県図をよく利用しています
あれこれ混ぜまぜで読んでいるので、ミステリは平均して月2冊ですが
こちらのブログを参考に借りることが増えました。
先月・今月は眼を開く・フロスト気質・最後の審判・魔術師を読みましたよ〜
読みでのある本はハズレると痛いし、
ミステリには怖いものが多いのでリサーチが欠かせません
これからもどうぞヨロシク♪

2. Posted by しぇんしぇい   2009年03月01日 18:22
ともんさんこんにちは!
私は2週間の入院生活からついさっき脱出してきました。
これからぼちぼち読書を復活させていきます。
私のブログが参考になれば幸いです (^_^.)
3. Posted by ともん。   2009年03月09日 16:35
お具合が悪いのですね
低調なときには
お気楽な読みやすいものがいいかな?
お大事にどうぞ!


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