2008年11月02日

荒ぶる血

Amazon前作よりもこちらのほうが私は好きだ。
終わりの銃撃戦のシーンはマカロニウェスタン? みたいだった。
それでも全体に読み応えのある傑作です。★★★★

「荒ぶる血」 ジェイムズ・カルロス・ブレイク 2003 文春文庫

暗黒街の殺し屋、ジミー。暴力で生きることしかできなかった男。その身にはメキシコ革命で恐れられた非情な闘士の血が流れる。彼が国境の南から逃げてきた女と出会ったとき、宿命の歯車が血と硝煙の匂いを発して回り出す。スタイリッシュなノワールと荒々しい活劇小説を融合させた掛け値なしの傑作。激情と慟哭が荒野を裂く。

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by indi-book   2008年11月13日 00:16
読みました。
荒ぶる血と無頼の掟を比べると、
 確かに、こっちの方が、西部劇っぽかったです。
叙情的、小説的、という意味では、こっちの方が、上かなぁと。
2. Posted by しぇんしぇい   2008年11月13日 09:56
かなり差がありましたね。
私の中では。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Profile
しぇんしぇい
読み上げた本です
以前のブログ
Archives
Recent Comments
Googleblog内検索

livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)