第1作目が強烈だったのでこれもと期待したが――残念。
期待しなければそこそこの出来です。★★★だがアップはしない。
「ボストン・シャドウ」 ウィリアム・ランデイ 2007 ハヤカワ文庫
デイリー家の三兄弟は皆、犯罪に関わる職に就いていた――警官、検察官、そして空き巣。仕事の違いはあれ、固い絆で結ばれてきた兄弟だが、警官だった父の死の真相をめぐり不協和音が……。しかも街を牛耳る残忍なイタリア・ギャング、さらにはボストンを徘徊する連続絞殺魔の影が身内に忍び寄り、兄弟は厳しい苦境に立たされる――驚愕のデビュー作でミステリ界を席巻した著者が放つ、超一級のクライム・サスペンス。