2008年07月14日

正義の裁き

AmazonAmazonこの人の作品はどれもアイデアがいい。
十分読み込める作品で★★★ですがアップはしません。

「正義の裁き」 フェイ・ケラーマン 1995 創元推理文庫

愛する妻子らと平和に暮らすデッカー。目下の心配事は、ニューヨークにいる前妻との娘のこと。娘の通う大学周辺で、レイプ事件が続いているのだ。苛々を募らせるデッカーのもとに、ホテルで若い女性が殺されているとの知らせが。被害者はプロムの夜に、友人たちと羽目を外していたらしい。捜査線上に浮かんだのは、当夜、被害者と一緒にいた少年だった。リナ&デッカー・シリーズ。
クリスは謎めいた少年だった。魅力的な容姿、穏やかで抑制されたふるまい。犯罪歴はなく、18歳にして自分で生計をたてている。だが、身辺を調べるうちに、意外な事実が明るみに出た。クリスはマフィアの首領の息子だというのだ。弁護士に護られ、嘘発見器をパスしてのける少年。だが、デッカーの発見がその自制心を突き崩した。若さゆえの情熱と、哀しくも歪んだ愛を描く問題作。

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コメント一覧

1. Posted by fontanka   2008年07月22日 21:24
こんばんは。
ケラーマン(最初は旦那の方から読みました)のシリーズは、途中までは読んだんですけど、段々面倒になって、読まなくなってしまいました。

とっても上下巻を読み切る自信ないです。
2. Posted by しぇんしぇい   2008年07月23日 10:50
フェイの作品は下巻まではという雰囲気はありますね。
たんたんと物語りは進んで行ってちょっとしたクライマックスで終わるんです (笑)
読み応えがあるかと言えばそうでもないような、でも駄作じゃないんですよね。
図書館にあればなんとなく手に取る作家です。
お金を出して買うことはしません。

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