2011年08月02日

Amazonこの時期のマット・スカダーが最高かもしれない。
今更評価云々はどうでもいいような気がするが一応★★★

「獣たちの墓」 ローレンス・ブロック 1992 二見文庫

麻薬密売人キーナンの魅力的な若妻フランシーンが、ブルックリンの街角で誘拐された。キーナンは姿なき犯人の要求に応じて大金を支払う。だが、フランシーンは無惨なバラバラ死体となって送り返されてきた。復讐を誓うキーナンの依頼を受けたスカダーは、常軌を逸した残虐な犯人を追うが...。鬼才ブロックの筆が冴える現代最高のハードボイルド・シリーズ。

2011年07月07日

Amazon Amazon
前作ミレニアム1よりもさらにサスペンスフル!
リスベットの強烈な印象が脳裏から離れない。★★★★★

「ミレニアム2 火と戯れる女 スティーグ・ラーソン 2006 早川書房

背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットにたたきのめされた彼女の後見人ビュルマン弁護士は、復讐を誓っていた。ビュルマンはリスベットの過去を徹底的に洗い、彼女を心の底から憎む人物を探し出した。彼はその人物と連絡を取り、リスベットを拉致する計画が動き始める。その頃、月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルらは、重大な決断をしていた。ジャーナリストのダグとその恋人ミアが進める人身売買と強制売春の調査をもとに、特集号を刊行し、書籍を出版することを決定したのだ。ダグの調査では、背後にザラという謎の人物がいるようだった。旅行先から帰ってきたリスベットもダグの調査を知り、独自にザラを追い始めた。だがその矢先、彼女の拉致を図る者たちの襲撃を受けた!

リスベットは襲撃者たちを撃退した。だが、やがて驚くべきことが起きる。ダグとミアが何者かに殺されたのだ。現場にはリスベットの指紋がついた拳銃があった。さらに意外な人物の死体も発見され、リスベットは連続殺人の容疑者として指名手配されることになる。が、警察の捜査は難航し、リスベットの行方もわからなかった。そんな中、どうしてもリスベットが犯人とは思えないミカエルは、彼女と連絡を取ることに成功し、事件の調査を進めていく。リスベットの雇い主である警備会社の社長アルマンスキーも、真相を探るべく動きだしていた。一方、警察の捜査陣と拉致を図る者たちの手を逃れ、独自に調査を進めるリスベットは、ある重大な情報をつかむ。そしてミカエルも困難な調査の末、ついにザラの正体を知るが……。

2011年06月17日

Amazon Amazon巨匠の作品だけあって読み応え十分だが最高とまでは。
★★★だけどリストには加えない。

「ダークレディ」 リチャード・ノース パタースン 1999 新潮文庫

中西部の都市スティールトンでは、球場建設の是非を焦点に、現職市長と郡検事プライトとの熾烈な市長選が繰り広げられていた。法廷で無敗を誇り、“ダーク・レディ”の異名をとる検事補ステラはブライトの命を受けて、性倒錯と麻薬のからむ変死事件を手がける。だが、被害者の一人は、かつての恋人ノヴァクだった――。サスペンスを超えた深遠な人間ドラマ、文庫オリジナルで登場。

変死した弁護士ノヴァクは、麻薬の不正取引に関わっていた。地方検事としての未来を渇望しながら、ノヴァクとの過去が原因で自らの地位が危ぶまれるステラは、それでも事件の真相に迫ろうとする。やがて、二つの事件が同一犯によるものだと判明。さらに謎を解明する一本のビデオテープが見つかる……。サスペンスの世界に、家族小説、政治小説の要素を融合させた、巨匠の最高傑作。

2011年06月11日

Amazon Amazon故児玉清のお薦めの一冊、一気読みでした。
名前が難しいが読み終わった頃にはなじみました★★★★★

「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」 スティーグ・ラーソン 2005 早川書房

  月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露する記事を発表した。だが、名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れることになる。そんな彼の身元を大企業グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが密かに調べていた。背中にドラゴンのタトゥーを入れ、特異な風貌をした女性調査員リスベットの働きで、ヘンリックはミカエルが信頼に足る人物だと確信し、兄の孫娘ハリエットがおよそ40年前に失踪した事件の調査を彼に依頼する。ハリエットはヘンリックの一族が住む孤島で忽然と姿を消していた。ヘンリックは一族の誰かが殺したものと考えており、事件を解決すれば、ヴェンネルストレムを破滅させる証拠資料を渡すという。ミカエルは依頼を受諾し、困難な調査を開始する。
  ミカエルはハリエット失踪事件に関する膨大な資料を読む一方、ヘンリックの一族のいわくありげな人々の中に分け入っていく。やがて彼は、ハリエットの手帳に書かれた暗号のようなメモを発見する。そして二カ月の刑を勤め終えた彼は、失踪当日のハリエットを写した一連の写真を見て、疑問を抱く。その場所でいったい彼女に何が起きたのか? また、写真に写っていたハリエットの部屋の人影は誰のものか? 深まる謎を調査するには助手が必要と感じたミカエルは、ふとしたことからリスベットの存在を知り、彼女の協力を得ることに成功する。二人は調査を進め、リスベットはミカエルにしだいに魅かれていく。だが、何者かが卑劣な妨害を仕掛けてきた! やがて浮かび上がる忌まわしい事実とは?  幾重にも張りめぐらされた謎、愛と復讐。壮大な構想で描き上げるエンターテインメント大作。

2011年06月06日

Amazonレニングラードなんて暗いところのお話はしんどかったが、
読みあげて思ったことはよかった! 特に最後は秀逸★★★★

「卵をめぐる祖父の戦争」 デイヴィッド・ベニオフ 2008 早川ポケミス

「ナイフの使い手だった私の祖父は十八歳になるまえにドイツ人をふたり殺している」作家のデイヴィッドは、祖父のレフが戦時下に体験した冒険を取材していた。ときは一九四二年、十七歳の祖父はナチスドイツ包囲下のレニングラードに暮らしていた。軍の大佐の娘の結婚式のために卵の調達を命令された彼は、饒舌な青年兵コーリャを相棒に探索に従事することに。だが、この飢餓の最中、一体どこに卵なんて? ――戦争の愚かさと、逆境に抗ってたくましく生きる若者たちの友情と冒険を描く、歴史エンタテインメントの傑作。

2011年05月29日

こういう本を読むには年をとりすぎました。
読めたとしても★★★でしょうね。

「夜の真義を」 マイケル・コックス 2006 文藝春秋

ロンドンの街の底を歩み、裏仕事を請け負う男エドワード・グラプソン。英才と謳われた男が、なぜ暗闇の街路で刃を握り締めるに至ったのか。その数奇なる半生が、いま語られはじめる。第25代タンザー男爵。エドワードの実の父親はこの男爵かもしれないと、己の素性を隠し、証拠を探しはじめた。だがやがて、男爵の寵愛を受ける若き詩人フィーバス・ドーントが姿をあらわす。ドーントこそが、かつてエドワードをイートン校放校に陥れた仇敵であった。 イギリス出版史上最高額で競り落とされた華麗なる大作。

2011年05月25日

Amazon主婦探偵シリーズは外れがない、安定しています。
ジルの作品は声を大にはしないけどどれもお薦め。★★★

「眺めのいいヘマ」 ジル・チャーチル 1999 創元推理文庫

クリスマスに催したクッキー交換パーティに感心したという新婦リヴィの願いで、彼女の結婚式をプランニングすることになったジェーン。親友のシェリイも引きずり込んで、会場の狩猟小屋に向かうと、そこには物的・人的トラブルが山盛りで待ち構えていた。そしてついには、準備に集まった関係者から死人が出てしまう! 主婦探偵が結婚式の裏方と同時進行で、降って湧いた事件を調査する人気シリーズ第11弾。

2011年05月18日

司会や俳優で渋い演技をしていた児玉清さんが昨日亡くなった。
病名は胃がんから肝臓にも転移をしていたとのこと。
ぎりぎりまで仕事をしていたから亡くなったのが衝撃的。
ちょうど緒形拳さんみたいです。
ただ、芸能活動とは別に興味を引く分野があった。
それはミステリ本に造詣が深かった。
私個人としては海外ミステリの紹介等で名前を知っていた。
翻訳物だけでなくミステリ全般だったのか、
あるいは本そのものだったのかは知らないが、
とにかく海外ミステリに関するコメントはなかなかのものがあった。
亡くなったことはとても残念です。

2011年05月15日

Amazon軽い本だけど、途中で止められなくなり最後まで一気に読んだ。
期待に反して面白かった。お薦めリストに加えます★★★

「違いのわかる渡り鳥」 クリスティン・ゴフ 2001 創元推理文庫

渡り鳥協会の大会で賑わうホテルの女性オーナー、ラークには気掛かりがあった。友人のカフェ店主エスターがホテルへのコーヒー豆の納入を、突然停止したのだ。その件を話し合う前に、幼なじみのレイチェルとバードウォッチングをしていたラークは、エスターが殺されるのを望遠鏡ごしに目撃してしまう! “野鳥に優しい”有機栽培コーヒーを商っていた彼女は、なぜ殺されたのか? 鳥づくしのシリーズ第二弾。

2011年05月10日

Amazonまあまあでしたが、なんかね、暗いんだな。
ダーク・レディと同時に読んだからなおさらかな。★★

「黒き水のうねり」 アッティカ・ロック 2009 ハヤカワ文庫

妻の誕生日祝いに用意したナイトクルーズは、女性の悲鳴と銃声で悪夢に転じた。暗い川面から若い女性を救いあげたジェイは、それ以上の関わりを怖れ、彼女を警察署の前に放置して立ち去ってしまう。かつては公民権活動家で、当局の弾圧をも経験した彼にとって公権力とは恐怖そのものでしかなかったのだ。だが射殺死体が発見され、ジェイは否応なく事件の渦中へ……アメリカ社会の影を新人らしからぬ筆力で描くデビュー作

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